今回の記事はstruct(構造体)の定義の方法と要素の取り出し方を初心者にも分かりやすく解説する記事です。「struct」に似ているものとして「enum」「class」に関しても別記事で解説しているので気になる方はそちらも参考にしてください。
「【Swift】enumの分かりやすい使い方ご紹介。」
「【Swift】classの分かりやすい使い方ご紹介。」
また、本記事の著者が配信しているアプリでもこのstructを使用しているので是非詳しい使い方を確認しておきましょう。
structの分かりやすい役割
構造体(struct)とは、クラスと同様にカプセル化を実現する方法として提供されている機能です。カプセル化とは、簡単に説明するとデータをオブジェクトの内部に隠して、容易に値を変更できなくするための入れ物のことです。
クラスとの違いは下記ではないでしょうか?
- structは継承ができない。
- structはデイニシャライザ(クラスのインスタンス破棄)ができない。
- classは参照型、structは値渡し。
structの分かりやすい使い方
structの定義
struct Test {
var num1:Int;
var num2:Int = 100;
var str:String;
}
定義は上記のように行います。
初期値を設定してもしなくてもOKです。
ではその要素をどのようにとっていくかを確認していきます。
structのインスタンス作成例(要素を取得)
struct Test {
var num1:Int;
var num2:Int;
}
//...
//インスタンス作成
let test = Test(num1:1,num2:2)
print(test.num1)
print(test.num2)
初期値を初めから設定しておくことも可能です。
短いですが今回の記事は以上です。他にもSwift関連の記事を多数記載していますので、気になる方は是非参考にしてみてください。
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