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IntelliJでSpringBootプロジェクトの始め方。〜 HelloWorld 〜

Java
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今回の記事はIDEAのIntelliJでSpringBootプロジェクトを始める方法に関しての記事です。プロジェクトを作成して、HelloWorldを出力するところまでがGOALとなっております。Java・Spring Boot初学者でもわかるように画像付きで解説多めの記事となっているので是非参考にしてみてください。

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IntelliJでSpringBootを使えるまでの準備

今回したいこと

  • IntelliJを使えるようにする
  • IntelliJでSpringBootプロジェクトの作成
  • HelloWorld

このために必要な準備は下記です。

  • javaJDKのダウンロード(要はJava)
  • mavenのダウンロード
  • IntelliJのダウンロード

それぞれ公式のやり方でダウンロードします。

Macの場合は全てbrewでダウンロードしたもので問題なかったです。Windowsの方はインストーラーかサイトからダウンロードしてきてpathを通しておきます。

上記が全て揃っている前提で以降は話を進めます。

では、IntelliJ を起動してください。

IntelliJでSpringBootプロジェクトStart

プロジェクトの作成

IntelliJを起動すると下記のようなページが開かれます。

「New Project」をクリックします。

プロジェクトの名前などを決定できるところです。

このページに関しては下記変更しています。

  • 「Name」→「HelloWorld」
  • 「Build system」→「Gradle」

それ以外はdefault設定のままで「Create」をクリックします。

上記のようなプロジェクトが開かれます。

初期状態のプロジェクトではMain関数内にあるprintln関数によてコンソールに「HelloWorld」が出力されるようになっています。

とりあえず下記画像の右上にある赤丸ボタンをクリックします。

するとIntelliJ下部のコンソール画面(上記画像赤丸)にHelloWorldが出力されています。

フォルダ構成に関して説明しておきます。

HelloWorld(プロジェクト)
├── build(ビルド関連(今回は触らない))
│   ├─ 
│   ... 
│   
├── build.gradle(プロジェクトでインストールした外部ライブラリを定義するファイル)
├── gradle(Gradleを操作するJavaのアプリケーション)
│   └── wrapper
│       ├── gradle-wrapper.jar
│       └── gradle-wrapper.properties
├── gradlew(gradleの定義)
├── gradlew.bat(gradleのバッチファイル)
├── settings.gradle(gradleの設定)
└── src(javaのソースコード)
    ├── main(本体のようなもの)
    │   ├── java(javaファイルを入れておく場所)
    │   │   └── org
    │   │       └── example
    │   │           └── Main.java
    │   └── resources(htmlやcssなどを格納するフォルダ)
    └── test(テストの時に使用するクラス)
        ├── java
        └── resources

ざっくりと上記のようなイメージです。基本的に初めのうちは「main」フォルダをよく触ると思います。

では次にSpringBootをプロジェクトに組み込んでいきます。

SpringBootダウンロードSpringBootをダウンロードします。

「gradle.build」ファイルを開きプラグインの部分を下記のように修正します。

plugins {
    id 'java'
}

↓

plugins {
    id 'org.springframework.boot' version '2.2.6.RELEASE'
    id 'io.spring.dependency-management' version '1.0.9.RELEASE'
    id 'java'
}

次にこのgradle.buildの内容をIntelliJに反映するためにプロジェクトを更新します。

下記画像のようにGradleの設定画面はIntelliJの右にある「Gradle」タブをクリックすると表示されます。下記画像内の真ん中あたりにある赤丸部分でプロジェクトの更新を行えるので、

これでIntelliJの下部に下記のようなダウンロード中の表示が出ます。

完了すれば消えるので完了するまで待ちましょう。これはGradleが更新される都度行う必要があります。buildした段階でもGradle.buildが更新されていればダウンロードが始まります。

これで、SpringBootプロジェクトを作成する準備までが完了です。いよいよHelloWorldを表示していきます。

SpringBootでHelloWorldページ表示

IntelliJの「java」フォルダ上で右クリックし下記メニューを表示させます。

右クリック→「New」→「Java Class」の順に押してください。

上記の要領で下記ファイルを追加していきます。

  • Controller(コントローラー):URLによってどのHTMLを表示するか振り分けてくれるファイル
  • 表示するHTML

Controller作成

下記最小構成を記載してください。

package org.example;
import org.springframework.stereotype.Controller;
import org.springframework.web.bind.annotation.RequestMapping;

@Controller
public class HelloController {
    @RequestMapping("/")
    public String index(){
        return "index";
    }
}

次にHTMLを記載します。ちなみに上記のControllerで戻り値として返しているものがHTMLのファイル名になっています。

HTML作成

簡単なものを用意。

<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>Title</title>
</head>
<body>
    Hello World
</body>
</html>

Mainクラス修正

最後に起動用のMainクラスをSpringBootを起動するように設定します。

package org.example;

import org.springframework.boot.SpringApplication;
import org.springframework.boot.autoconfigure.SpringBootApplication;

@SpringBootApplication
public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        SpringApplication.run(Main.class, args);
    }
}

ではこちらでSpringBootを起動してみましょう。IntelliJの起動用クラスをRunしてlocalserverを起動します。

これで、下記サイトにアクセスしてください。

ページ上に「Hello World」が表示されているはずです。

今回の記事は以上です。他にもSpringBoot関連の記事を記載しているので是非参考にしてみてください。

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