今回の記事ではDjangoでPostgreSQLを使用する為に「settings.py」をどのように編集するかの手順をご紹介します。DjangoではSQLiteの場合は標準搭載なので何もせずに使用できるのですが、それ以外のDBを使用する場合は「settings.py」を編集する必要があるので、実際にPostgreSQLをインストールしてデータベースを作成、その後Djangoからデータベースへ接続するまでの流れを解説していきます。
PostgreSQLのインストール
私はMacですので下記でインストールをしましたが、Windowsの方はインストーラーからインストールすれば問題ないです。
brew install postgresql
postgres --version
versionの表示があれば成功!
PostgreSQLでデータベース作成
まずはPostgreSQLの起動を行います。
postgres -D /usr/local/var/postgres
ターミナルが一つ起動画面になっておりますので新しいウィンドウを開けてコマンドを実行してみましょう。
psql -l
データベースの確認
createdb test1;
データベースの作成
これでデータベースの準備はできました。
DjangoでPostgreSQLに接続
次にDjangoのプロジェクト作成していきましょう。
いつもどおりの基本で作成してください。
django-admin startproject tests
cd test
ここ次はsettings.py をいじってください。
DATABASES = {
'default': {
#'ENGINE': 'django.db.backends.sqlite3',
#'NAME': os.path.join(BASE_DIR, 'db.sqlite3'),
'ENGINE': 'django.db.backends.postgresql_psycopg2',
'NAME': 'test1',#作成したもの
'USER': 'postgres',#userは設定したもの
'PASSWORD': '自身で設定したもの',
'HOST': 'localhost',#任意です。入れなくてもいい。
'PORT': '5432',#任意です。入れなくてもいい。デフォルトは5432
}
}
これでデータベースの接続を確認していきます。
python manage.py makemigrations
python manage.py migrate
こちらがエラーなく走ればデータベースへの接続まで完了です。後はDBなどにデータ追加などををクエリーで行えるようになります。
今回の記事は以上になります。他にもDjangoの記事を多数記載しているので気になる方は是非参考にしていただけると幸いです。
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