今回の記事はC#でOfficeのエクセル(Excel)が非搭載の環境でもエクセルファイルを印刷できる方法をご紹介します。エクセル環境なしだと「Excel.Application」は使用できない為、どの環境でも使用できる「Spire.xls」のサンプルを初心者にも分かりやすいよう解説します。是非参考にしてください。
C#でエクセルを印刷する方法
C#でエクセルを印刷する方法はいくつかあります。検索でよく出てくるのがExcelのオブジェクトを掴んで操作する「Excel.Application」です。しかし、こちらはOfficeのエクセルが端末に入っている且つMicrosoftのAPI経由での印刷操作になるため基本的にめんどくさい方法です。
そのため、今回ご紹介する「Spire.xls」はエクセル環境のないサーバやPCでも動作可能である点が優っていると考えています。こちらのライブラリはNugetで簡単に入手できます。しかし、いくつか制限があるためそこだけは注意する必要があります。
・印刷ページはマックス3ページまで
この点が大きいですね。ただ、有償版もあるためエクセルの値段と比べてどちらで進めるかを考える必要があります。
では実際に使用していきましょう。
Spire.xlsを使ってエクセルを印刷
まずはNugetでライブラリをインポートしましょう。
「free Spire.xls」
上記はサイトから落としてくるものですがNugetで検索すれば出てくるのでそちらでインストールしましょう。
使用したサンプルコードは下記です。
using Spire.Xls;
namespace ConsoleApplication1
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
Workbook workbook = new Workbook();
workbook.LoadFromFile("[印刷するエクセルのパス].xlsx");
workbook.PrintDocument.Print();
}
}
}
簡単に印刷できます。
この「Spire.xls」ですがエクセル内に文字を出力したり、画像をインプットしたりと色々な操作が可能になっております。気になる方は下記記事などを参考にして、実際に操作を行ってみてください。
「C#でエクセル内に文字を出力する方法ご紹介。」
「C#でエクセル内に画像を貼り付ける方法ご紹介。」
「C#でPDFをJPGに拡張し変換する方法ご紹介。」
では今回の記事は以上です。他にも多数のC#関連の記事を記載しています。興味があれば是非参考にしていただければ幸いです。
コメント
[…] 「C#でエクセルを印刷する方法。」「C#でエクセル内に画像を貼り付ける方法ご紹介。」「C#でPDFをJPGに拡張し変換する方法ご紹介。」 […]
[…] 「C#でエクセルを印刷する方法ご紹介。」「C#でエクセルに文字を出力する方法ご紹介。」「C#でPDFをJPGに拡張し変換する方法ご紹介。」 […]
[…] 「C#でエクセルを印刷する方法ご紹介。」「C#でエクセルに文字を出力する方法ご紹介。」「C#でエクセルに画像を貼り付ける方法ご紹介。」 […]