今回の記事はAWSのVPCとEC2・S3の関係性を初心者向けに図解した記事です。この辺りの用語自体はAWS関連の記事では非常によくきくと思いますが、関係性を知ることで理解がしやすいです。初心者向けに画像付きで解説しますので、AWS初学者でこの辺りの用語の違いなどが理解できていない方は是非参考にしていただければ幸いです。
AWS無料アカウント登録
まずはこちらのURL「https://aws.amazon.com/jp/」からアカウント登録をおこなていきます。
AWSを勉強する上で触るのは必須です。無料があるのでそちらで完結させれば費用も発生しないので是非登録しましょう。
本記事では登録がなくとも分かります。
VPCについて
VPCはヴァーチャルプライベートクラウド(VPC)の略です。AWSという大きなクラウドがありそれを細かく分けたような下記イメージで問題ないです。

このVPCがAWSという大きなクラウドの中で個人が使用する空間を定義しているイメージが近いです。
EC2について
EC2はエラスティックコンピュータークラウド(EC2)の略です。
AWSで避けては通れないサーバに当たる機能です。Webサイトなどを運営している方はXserverなどのサーバをレンタルしていると思いますが、そのクラウド版のようなものです。
料金だけでいうと他レンタルサーバより高いですが、AWSの連携機能を使用できるため、システム開発では非常に拡張性が高く多用されます。
機械学習用のGPU搭載EC2もあるため、機械学習で一時的に契約するなどの用途もあります。
下記図のように専用のVPC内に存在しているイメージです。

S3について
S3とはシンプルストレージサービス(S3)の略です。こちらはストレージを担います。こちらはVPC内には存在せず、AWS空間上に別で存在します。

EC2からS3に連携をとる際はVPCと繋ぐ必要があります。その繋ぐ手段はAWSですでに準備されています。下記はVPCでS3に繋がる抜け穴(エンドポイント)を作った場合です。

VPCとEC2・S3の関係性まとめ
関係性をまとめた図が下記です。

基本的にVPCという空間は各個人で保有する独立したネットワークで、外部と連携する際は設置が必要にあるということです。EC2はそのVPC内にしか存在できません。逆にS3はVPC内ではなくVPC外に存在しています。
では、今回の記事は以上です。他にもAWS関連の多数の記事を記載しているので、興味のある方はサイト内みていってください。
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